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牛丼もホカホカ!進化する「非常食」のいま

2019年3月8日 16:08
牛丼もホカホカ!進化する「非常食」のいま

温かい牛丼や、人気のデニッシュパン…いま「非常食」がおいしく進化しているようです。家田恵理佳ちゃんが取材しました。


■缶詰を開けると人気のパン

まず訪ねたのは、パンを製造・販売する会社。京都の祇園発祥、舞妓(まいこ)さんたちの口コミで広まったデニッシュパンを缶詰にしたそうで、1缶454円(2つ入り)、賞味期限は3年半もあります。

恵理佳ちゃん「おいしいです。フワフワで、これ非常食ってすごいですね!」

担当者「新潟県中越地震の時に、うちの工場の方も新潟にありまして…」

誕生のきっかけは、新潟県中越地震。非常時でも、普段と同じパンを食べてもらいたいとの思いで開発したそうです。今ではプレーンの他にチョコレートやメープル味も…現時点で、なんと30万缶の注文が入っているそうです。


■その場で発熱、牛丼もホカホカに

続いては、ご飯と牛丼のもとがセットになったお弁当。賞味期限はなんと7年、ご飯はすでに炊いたものがレトルトパックになっています。

作り方は、ご飯を容器にセットしたら、その上に牛丼のもととスプーンをおき、フタをします。重要なのが容器についたヒモ。一気に引っ張れば――

恵理佳ちゃん「おお~!湯気が出てきました!」

実は、容器の底に石灰と水の袋が入っていて、ヒモを引っ張ると袋が破けて水が石灰にかかり、発熱するという仕組み。気になるお味は?

恵理佳ちゃん「お肉のうま味と玉ねぎの甘味もちゃんとあって、あたたまります」

誕生のきっかけは、阪神淡路大震災。「温かい食事が食べたい」との声があり、火を使わずにできるお弁当を作ったそう。


■野菜をとりたいというニーズには――

さらに、簡単に栄養が取れる、野菜の保存食もあります。“野菜が食べたい”という声から生まれた野菜ジュースとスープのセット。ジュースの賞味期限は通常より長い5年半。味にも工夫があります。

恵理佳ちゃん「ん!ごぼうの香りが強いです。根菜類の味がします」

長持ちさせるため、傷みやすい葉物野菜は少なめにして、根菜類を多く使用。しかも保存料は一切なし。

さらに、ちょっと意外な使い方もあります。乾燥させたアルファ化米を、水の代わりに野菜ジュースで戻すんです。こうすれば栄養もとれて彩りも鮮やか。お味は?

恵理佳ちゃん「チキンライスみたいな味。おいしい!非常食も進化してるんですね」


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■ボローニャFC本社
【住所】東京都台東区柳橋1-2-12 柳橋Mビル4F
【電話】03-5829-6256
【紹介した商品】
・缶deボローニャ 454円(税込み)

■非常食研究所
【住所】大阪府堺市西区北条町1-28-19
【電話】072-278-7801
【紹介した商品】
・HOT!ぐるべん7備蓄王 牛丼 1個1058円(税込み)

■カゴメ【住所】東京都中央区日本橋浜町3-21-1 日本橋浜町Fタワー
【電話】0120-401-831
【紹介した商品】
・野菜の保存食 1セット3240円(税込み)

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