三井住友FG・太田純社長、すい臓がんで死去 65歳
三井住友フィナンシャルグループは、太田純社長兼グループCEOが今月25日に死去したと発表しました。65歳でした。
太田社長は住友銀行出身で、経営企画やITイノベーションの担当役員などを経て、2019年4月から三井住友フィナンシャルグループの社長を務めていました。
今月25日、すい臓がんで亡くなったということです。
太田氏は銀行に変革が求められる中、DX推進のリーダーシップを取り、また、社内ベンチャーを次々と立ち上げるなど、金融の枠をこえた成長を目指し、グループ改革に取り組んできました。また、財界では経団連副会長を務め、日本企業への投資を促すため、積極的に国内外の投資家に働きかけていたということです。
三井住友フィナンシャルグループでは、当面は中島達副社長が社長職を代行した上で、近日中に後任の選定を行うということです。