“24時間営業問題”セブン&アイ株主総会
24時間営業をめぐる問題が、社長交代にまで発展したコンビニ最大手セブンイレブンを傘下に持つ、セブン&アイ・ホールディングスの株主総会が開かれた。
総会で井阪隆一社長は、現在、全国の30店舗で営業時間短縮の実験を行っているとしたうえで、「時間短縮と収益確保の両立が可能か検証していく」と説明した。これに対し、株主からは「この問題が明らかになってから株価が下がり続けている」「対応が遅すぎる」など厳しい声も出た。
一方、会場の外では、加盟店のオーナーらが24時間営業の義務化を廃止するよう求める抗議活動を行った。
コンビニをめぐっては、人手不足などにより24時間営業が困難になる店が増えており、各社は対応に追われている。