リクシルG“株主総会までに暫定CEO”
経営権をめぐり内紛が起きている「リクシル」グループは、新たな社外取締役候補6人による会見を開き、今月下旬の株主総会までに暫定のCEOを決める考えを明らかにした。
リクシルをめぐっては、瀬戸・前CEOが現経営陣と経営権をめぐり争っていたことから、指名委員会は、混乱を収束させるため、今月25日に開かれる株主総会に向けて現経営陣の一新を決めている。
これを受け、会社側は先月新たな取締役案を発表し、5日、社外取締役の候補者6人が会見を開いた。
社外取締役候補者で現在はコニカミノルタの取締役会議長の松崎正年氏は、次のCEOについて、株主総会までに会社側が提案した社外取締役候補者の中から暫定CEOを決める考えを明らかにした。
一方、瀬戸・前CEOも自分自身を含む8人の取締役案を提案していて、総会で株主がどのような判断をするのか注目される。