1万社のIT化目標 商工会議所が集中討議
東京商工会議所は人手不足など、中小企業が直面する課題の解決に向け、集中討議を行った。3年間で1万社を目標にIT化を進めていく方針。
商工会議所の会頭、副会頭らや中小企業のトップらが集まった会合では、IT導入が進まない背景には、「効果があるのか確信が持てない」ため、などの事情が紹介された。
効果を高めたり、導入コストを下げるために、複数の社でまとまって導入する案などが出された。
また、商工会議所では3年間で1万社にITが導入されるよう、支援活動をする方針。
東京商工会議所・三村明夫会頭「1万社の、我々これからIT支援やるんですけど、どういう具体的な結果が出てくるか、それによってもっと現実的な対応ができるんじゃないかと」
また、人手不足の中、外国人材の活用も進んでいるが、共に生きる仲間として受けいれていくため、日本語教育や生活のサポートなど、政府に取り組みの強化を働きかけていく方針。