来年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、ＮＴＴがスポーツ観戦の最新技術を公開した。

実際に間近で試合をみるような体験ができるというこの技術は、試合会場の映像から選手の全身映像だけをリアルタイムに切り出し、会場から離れた別の場所で、まるで選手が試合しているかのように映像を合成できるというもの。

一方、横幅１７メートルの巨大スクリーンでは、臨場感たっぷりに４Ｋの高精細の映像を楽しむことができる。全体を広く見渡せるため、テニスやサッカーなどの競技では、まるで試合会場にいるかのようにスポーツ観戦ができるという。

ＮＴＴでは、これらの最新技術について、東京オリンピック・パラリンピックが開催される２０２０年の実用化を目指したいとしている。