セブンペイ不正 セキュリティー強化を発表
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スマホ決済の「セブンペイ(7pay)」が、不正アクセスを受けた問題で、セブン&アイ・ホールディングスは、セキュリティー対策の強化を発表した。
セブン&アイ・ホールディングスは5日夜、不正アクセスの原因の分析やセキュリティー強化のために、副社長をトップとする新しい組織「セキュリティー対策プロジェクト」を立ちあげたと発表した。
今後、キャッシュレス推進協議会のガイドラインに沿って、本人確認の「二段階認証」を導入するほか、セブンペイへのチャージ1回あたりの上限額も見直すという。
セブンペイへの不正アクセスでは、およそ900人、5500万円の被害があったと見込まれている。
専門家などが、本人確認などセキュリティーの脆弱(ぜいじゃく)性を指摘していて、経産省も再発防止策を求めていた。