バブル後最高値を連日更新 日経平均株価、3万4000円超え
日経平均株価が3万4000円の大台を超え、9日に続きバブル後の最高値を更新しました。
10日の東京株式市場で日経平均株価は3万4000円の大台を超え、600円以上値を上げました。
取引時間中としては1990年3月以来、33年10か月ぶりの高値水準で、9日に続きバブル後の最高値を更新しました。
前の日のニューヨーク市場でハイテク株が値を上げた流れを受け継ぎ、東京市場でも半導体関連株を中心に買い注文が広がりました。
1ドル=144円台後半と円安が進んでいることも株価を下支えしています。
市場関係者は「年始からの半導体関連株の上昇が相場全体を押し上げている。心理的な節目だった3万4000円を超えたことで、さらに弾みがついている」と分析しています。