日産 海外中心に1万人削減…業績回復へ
日産自動車が業績の回復を目指し、大規模な人員削減を行う。海外を中心に1万人を削減する予定。
日産・西川社長「今いろいろ検討しています。お話しできるタイミングになったらしますので」
日産は、業績低迷から脱却するため4800人の人員削減を既に発表していたが、これを1万人に増やす方針を決めたという。
日産では、北米での販売不振などにより2018年度の最終利益が前の年に比べて57%減少していて、生産設備など大規模な経営の見直しを行っている。そのため、2022年までの中期経営計画の一環として、国内外全体で1万人の人員削減を見込むという。
西川社長は、25日の決算会見で、人員削減を含めた日産の経営再生プランについて説明する予定。