×

大型ドローンに人が「空飛ぶ車」実用化へ

2019年8月2日 21:21
大型ドローンに人が「空飛ぶ車」実用化へ

大型のドローンに人が乗るイメージのいわゆる「空飛ぶ車」について、自治体が実用化に向けた取り組みを発表した。

発表会には、福島、三重、東京など5つの都府県が参加した。福島県は、市街地を再現して作られた模擬施設での離着陸試験や沿岸部などでの長距離の飛行試験ができるとして空飛ぶ車の開発を支援する方針を明らかにした。

三重県は、離島や過疎地域での移動手段や観光のために、空飛ぶ車の導入を進めたい考えを示した。

愛知県や豊田市は、開発を行っている企業に試験場を提供する取り組みなどを紹介した。

空飛ぶ車をめぐっては世界的な開発競争が進んでいて、政府は2023年の実用化を目指しているが、どこまで官民が連携できるかが焦点になっている。