×

東急東横店で全館停電…渋谷駅も真っ暗に

2019年9月4日 19:06
東急東横店で全館停電…渋谷駅も真っ暗に

東京・渋谷駅に直結する百貨店「東急東横店」。4日午前10時45分頃、普段ならオープンしているはずの店内が暗闇に包まれていた。渋谷駅構内も電子広告が消え、真っ暗。外の光が駅構内に差し込んでいた。

東急東横店によると、午前7時頃、全館で停電が起きたという。停電はオープンの午前10時になっても復旧せず、待ち合わせ場所としても有名な店舗はシャッターが閉まり、至る所でおわびの張り紙が見られた。

買い物客「なんかシャッターが閉まっているので、渋谷全体が停電になって何か起きたのかなって、(開店していなくて)がっかりしましたね」

復旧のメドが立たず、買い物をせずに帰る客の姿もあった。

1934年に創業して以来、初めてだという全館での停電。復旧したのは、発生から約4時間後の午前10時50分頃だった。そして、その1時間後にようやく店のシャッターが開き、普段より2時間遅れの正午にオープンとなった。

また、停電の影響で地下の食料品売り場や9階のレストラン街の冷蔵庫などの電源もストップ。生鮮食品など商品の状態の確認に時間がかかり、地下やレストラン街は午後1時頃にオープンしたという。

東急東横店は、なぜ停電したのか詳しい原因を調べている。