ビッグモーターの保険金不正請求問題 金融庁が損保ジャパンを含む損保7社に対し、報告徴求命令へ
ビッグモーターの保険金不正請求問題をめぐって、金融庁が週明けにも、損害保険ジャパンを含む損保7社に対し、法律に基づく報告徴求命令を出す方針を固めたことが日本テレビの取材でわかりました。
関係者によりますと、金融庁はこれまで監督官庁として損保会社から任意で事情を聞いていたということですが、週明けにも、損保ジャパンや東京海上日動、三井住友海上など損保会社7社に対して報告徴求命令を出す方針を固めたということです。
ビッグモーターとの取引実態や保険契約者への対応について契約者保護の観点から問題がなかったか詳しく調べる見通しです。
このうち、損保ジャパンは2011年以降、ビッグモーターにのべ37人の出向者を送っていて、金融庁は損保ジャパンについて、重点的に調べるとみられます。