東京ガスは10月分からガス料金の上限価格を段階的に引き上げると発表しました。これにより今後、家庭で使用するガス料金が値上げされる可能性があります。

東京ガスは、ガスの原料となるLNG（＝液化天然ガス）などの原料価格の変動を料金に反映させる制度をとっています。

世界的にLNGなどの原料価格が高騰するなか、7月分ですでにこの制度で値上げできる上限に達していました。

原料価格のさらなる高騰が見込まれるため東京ガスは21日、10月分からガス料金の上限価格を引き上げると発表しました。

これにより、ガスの使用量が平均的な家庭での上限価格は、現状の5886円から段階的に引き上げ最大で7613円となります。