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台湾の国家発展委員会・劉委員長 日台の半導体産業“互いの強み生かし補完を”

2024年9月19日 13:03
台湾の国家発展委員会・劉委員長 日台の半導体産業“互いの強み生かし補完を”

台湾の国家発展委員会のトップ、劉鏡清委員長が日本テレビの単独インタビューに応じ、日本と台湾は半導体産業で互いの強みを生かして補完し合うべきだと話しました。

台湾の内閣官房にあたる国家発展委員会の劉委員長が来日し、台湾のスタートアップ企業が日本企業などと連携してAIなどの分野でビジネスチャンスをつくり出すための拠点の開所を宣言しました。

半導体の受託生産で世界最大手の「TSMC」を政府としても支援する台湾ですが、日本テレビの取材に応じた劉委員長は――。

劉鏡清委員長「日本が以前のように(半導体で)世界をリードするような状況になるのは難しい。以前の半導体産業の状況とは全然違うので、日本は台湾と協力する方がいいと思います。それぞれの強みを生かして補完し合うことで、半導体分野の加速化を図っていくべき」

劉委員長は、日本は半導体の素材や製造装置に強いため、設計や製造に強い台湾と補完し合うことで互いにメリットがあると強調しました。

また、日本以上に深刻な少子化で労働人口が減っていく台湾では、海外から労働者を受け入れるだけでなく、AI分野への投資を強化し、人の労働力への依存を減らしていくとしています。

最終更新日:2024年9月19日 13:03