9月の企業物価指数 前年同月比+9.7% 19か月連続で上昇
日銀が発表した9月の国内の企業物価指数は、前の年の同じ月に比べて9.7%のプラスで、19か月連続で上昇となりました。
日銀によりますと、国内の企業間の取引価格の変動を示す9月の企業物価指数は、116.3となり、調査を開始した1960年以降最高となりました。上昇率は去年の同じ月と比べプラス9.7%と、依然高い水準です。
円安が急速に進む中、ウクライナ情勢を背景にした原油価格や原材料価格の高騰により、幅広い業種で取引価格が上昇しています。
資源価格が高止まりする中企業物価の上昇は、このところの円安による輸入物価上昇の影響が増加していて今後、消費者物価への上昇圧力が更に強まる可能性もありそうです。