訪米中の西村経済産業相は、アメリカ・エネルギー省のグランホルム長官と会談し、次世代原発の開発や建設に向け協力する方針を示した合意文書を発表しました。

西村経済産業相「今後は次世代革新炉の開発および建設や、既設炉の最大限利用、強じんな原子力サプライチェーン構築等について、両国の協力機会を開拓していきます」

西村経済産業相はこのように述べ、今後、既存の原発より安全性が高いとされる次世代原発の開発や建設に向け、日米それぞれの国内や第三国で協力の機会を広げていくことで合意したことを公表しました。

このほか、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けて、LNG（＝液化天然ガス）の確保など、エネルギーの安全保障でも連携を深めていくことで合意したということです。