中居正広さんの女性トラブルをめぐる一連の問題で、フジ・メディア・ホールディングスは23日午後2時半から臨時取締役会を開き、第三者委員会の設置などを議論しているとみられます。

臨時取締役会は、始まって1時間以上が経過したとみられます。始まる前、取締役会の出席者の1人は日本テレビの取材に対し、フジテレビの今後の対応について厳しい注文を付けました。

フジ･メディア･ホールディングス　茂木友三郎取締役「きちんとやっぱり、責任取るべきとこは取るということ。出す膿（うみ）は出す」

茂木氏が名誉会長を務めるキッコーマンは、単独スポンサーの番組「くいしん坊！万才」の26日以降の放送見送りをフジテレビに要請しています。

また、フジ・メディア・ホールディングスの株式の3％以上を保有する株主であるNTTドコモが、この問題についての調査と原因究明を進めるよう求めていたことも新たにわかりました。

組織としての透明性や説明責任が問われるなか、取締役会では、第三者委員会の設置などどこまで踏み込んだ対応策を打ち出せるかが焦点です。