「骨太の方針」の骨子案が判明 岸田首相の看板政策「新しい資本主義」は「構造的な賃上げの実現」などが重要テーマに
経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる「骨太の方針」の骨子案が日本テレビの取材で判明しました。
政府が6月にまとめるいわゆる「骨太の方針」の骨子案では、岸田首相の看板政策となる「新しい資本主義」について、「構造的な賃上げの実現」「人への投資の強化」などを重要テーマに据えます。また、新しい資本主義を加速させるための具体策として、「官民連携による国内投資拡大」「サプライチェーン(供給網)強靭化」などを盛り込みます。
ロシアによるウクライナ侵攻や、米中摩擦を背景に、グローバルな供給網を強化したい考えです。
さらに、少子化対策・こども政策について「抜本強化」すると明記します。政府はこども・子育て予算の倍増に向けた大枠を骨太の方針で示すとしていて、具体的な制度設計を急いでいます。