政府 「概算要求基準」を閣議了解
政府は29日、各省庁が来年度予算を要求する際のルールとなる「概算要求基準」を閣議了解しました。
財務省は毎年8月末に、各省庁からの来年度予算の要求を締め切ります。政府は29日、その際のルールとなる「概算要求基準」を閣議了解しました。
「賃上げの実現」や「少子化対策」、「防衛力強化」などといった重要な政策には4兆円規模の“特別枠”を設けるほか、要求額を明示しない「事項要求」も認めます。
また、高齢化などにともなう年金や医療など社会保障費の自然増については、昨年度予算からおよそ1000億円縮小し4100億円としました。
これらの方針のもと、財務省は年末までに来年度予算案を編成します。