居酒屋チェーンのワタミが、休業要請によって働く場のなくなった従業員を他の会社に派遣するため、人材派遣会社を設立しました。

居酒屋チェーン「ワタミ」が、従業員の雇用の維持のため設立したのは、人材派遣会社「ワタミエージェント」です。ワタミでは、新型コロナウイルスを受けた営業自粛の影響で、多くの従業員が自宅待機となっています。来週も直営店の大半、およそ３００店舗で休業が続く予定です。

こうした中、雇用の維持や収入の確保のため、人材派遣会社の設立に踏み切り、働き手を必要している小売りや介護事業などに、６月から自社のパートやアルバイトを含む従業員を派遣する予定です。