アルコール消毒液、転売禁止に 26日から
新型コロナウイルス感染拡大の影響で品薄状態が続くアルコール消毒液について、政府は入手価格より高い転売を禁止することを盛り込んだ法案を閣議決定しました。
政府は3月にマスクの転売を法律で禁止しましたが、これに加え、同じく品薄状態が続くアルコール消毒液についても転売を禁止し、26日から施行します。
入手した価格よりも高い価格での転売が規制の対象で、具体的には、医薬品、医薬部外品のアルコール消毒製品に加えて、エタノール濃度が60%以上の除菌シートや、消毒液の代替品として使用が認められている酒類も規制の対象に含まれます。
政府は今回の規制で、転売で利益を得る事業者などの買い占めを防ぎたい考えです。
違反した場合には、一年以下の懲役、もしくは百万円以下の罰金が科されます。