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業績低迷の「大戸屋」 経営陣刷新案を否決

2020年6月25日 15:18
業績低迷の「大戸屋」 経営陣刷新案を否決

定食チェーン「大戸屋」の株主総会で、大株主の「コロワイド」が突きつけていた経営陣の刷新は反対多数で否決されました。

大戸屋ホールディングス、窪田健一社長「利益の向上を進めていけるのは現経営陣を含む、会社提案の取締役候補者だけです」

大戸屋をめぐっては、筆頭株主で「牛角」などを展開するコロワイドが、業績の低迷を問題視し、自社の取締役を送り込む経営陣の刷新を求めていました。

コロワイド、澄川浩太取締役「原資を捻出して、値下げするという形で還元させていただきたいと」

しかし、株主総会では大戸屋の現経営陣への支持が多数となり、コロワイドの案は否決されました。

株主「大戸屋さんこのまま続けてほしいと思ってきてたんで、よかったと思っています」「どうやってね。差別化はかってやっていくんやと」

大戸屋では今後、女性向け、男性向けなど新たな業態の店舗をつくるほか、デリバリーを強化するなどの改革を行い、2023年には黒字化を目指すとしています。

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