日経平均274円安 米株急落など受け
25日の東京株式市場で日経平均株価は2日連続で値を下げた。平均株価の終値は、24日に比べて274円53銭安い2万2259円79銭。
前の日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では新型コロナウイルスの感染が再び拡大するとの懸念が一層強まり、ダウ平均株価が700ドルあまり値を下げた。この流れを受けて25日朝の東京市場でも、多くの銘柄に売り注文が出て、平均株価の下げ幅は一時、350円を超えた。
IMF(国際通貨基金)が、24日今年の世界全体の成長率をマイナス4.9パーセントと下方修正し、新型コロナウイルスの影響で、「大きな不確実性がある」としたことも、東京市場の株価を押し下げる要因となった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆2608億円。東証1部の売買高は、概算で13億537万株。