日銀短観低水準 日経平均166円安
1日の東京株式市場で、日経平均株価は値を下げました。平均株価の終値は、前日に比べて166円41銭安い2万2121円73銭。
前の日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が上昇したことや、外国為替市場で円相場が円安ドル高に傾いたことで、東京株式市場では取引開始直後は買い注文が広がりました。
しかし、日銀が1日朝に発表した日銀短観で、大企業・製造業の景気判断が、新型コロナウイルスの影響で、リーマンショック後の2009年6月以来11年ぶりの低水準となったことを受けて、売り注文が優勢になりました。
その後、新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」への警戒感から、さらに売り注文が入り、日経平均株価の下げ幅は一時、200円を超えました。
東証1部の売買代金は概算で2兆351億円、売買高は概算で11億8497万株。