「消費動向調査」2か月連続上昇も…低水準
内閣府は6月の「消費動向調査」の結果を公表しました。新型コロナウイルスの影響で4月に過去最悪にまで落ち込んでいた消費者心理が、2か月連続で上昇しています。先月からの上げ幅は過去最大ではありますが、依然として低い水準にとどまっています。
内閣府の消費動向調査によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、4月に21.6と過去最低を記録した消費者心理を示す指数が、6月は28.4に改善しました。前の月からの上げ幅は4.4ポイントと過去最大になっています。
内閣府は、緊急事態宣言の全面的な解除が消費者マインドに上向きの影響を与えたと分析していますが、6月の指数28.4は依然として、過去6番目の低い水準にとどまっています。