石垣市独自の緊急事態宣言 感染拡大おそれ
沖縄県の石垣市は、市内で新型コロナウイルスの急激な感染拡大のおそれがあるとして、市独自の緊急事態宣言を出し、17日から全市民に2週間の自宅待機を求めています。
石垣市の中山市長は16日夜、緊急会見を開き、16日までに、市内の飲食店関係者2人が感染し、濃厚接触者が数十人から百人以上にのぼるとみられることから、市独自で緊急事態を宣言し、全市民に17日から2週間の自宅待機を求めました。感染者の1人が、今月1日に症状が出た後も飲食店などでの会食を繰り返していたことから、接触者が増えたということです。
石垣市内には、感染症に対応した病床が少なく、急激に患者が増加すれば医療崩壊のおそれもあり、市は17日午後から、コロナ相談外来を設け、体調不良の人たちの対応にあたっています。