「ペッパーランチ」85億円で売却へ
「いきなり!ステーキ」などを展開する外食大手のペッパーフードサービスは主力事業の「ペッパーランチ」を国内の投資会社に売却することを決めました。
ペッパーフードサービスは国内におよそ190店舗ある「ペッパーランチ」を国内の投資会社に85億円で売却することを決めました。これは「いきなり!ステーキ」の経営不振を立て直すためです。
「いきなり!ステーキ」をめぐっては2018年におよそ200店舗を開店させるなど大量出店しましたが、近隣の店同士で客を奪い合う事態になり業績が悪化しました。
さらに新型コロナウイルスも影響し、昨年末から今年の5月にかけて76店舗が閉店しています。
今後、年内に「いきなり!ステーキ」と「ペッパーランチ」の114店舗を閉店するほか、ニューヨークに出店している店舗の撤退も行う方針です。