トヨタ自動車と、三菱ＵＦＪ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の３メガバンクが新たに設立された宇宙開発の投資ファンドに出資し、国内のスタートアップ企業の育成に乗り出しました。

トヨタ自動車と３メガバンクが連携して出資するのは、ロケットや人工衛星を開発する新興企業向けの投資ファンドです。総額およそ８０億円を今月から運用し、宇宙開発に関わるスタートアップ企業の育成を目指します。

トヨタは、これまでＪＡＸＡやＮＡＳＡなどが検討している月面基地の建設プロジェクトに参画するなど宇宙開発にも力を入れていて、高度な衛星の技術が必要な自動運転の研究開発などにもつなげたい考えです。

この宇宙開発ファンドは、今後、トヨタ以外の他の企業からの追加出資も募り、１５０億円規模にすることを目指すということです。