8月の国内企業物価指数115.1 調査開始1960年以降で最高
日銀が発表した8月の国内の企業物価指数は1960年以降で最高となり、前の年の同じ月に比べても9%上がり、18か月連続で上昇しました。
日銀によりますと、国内の企業間の取引価格の変動を示す8月の企業物価指数は115.1となり、調査を開始した1960年以降最高となりました。前の年の同じ月と比べた上昇幅はプラス9%と、18か月連続で上昇しました。
円安が急速に進む中、ウクライナ情勢を背景にした原油価格や原材料価格の高騰により、電力や都市ガスのほか鉄鋼などが上昇しました。企業間の取引価格の上昇が止まらないかたちで、販売価格に転嫁されれば消費者にはさらなる物価高が懸念されます。