日経平均57円安 コロナ影響の警戒感で
30日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を下げた。値下がりは5営業日連続。平均株価の終値は29日に比べて57円88銭安い2万2339円23銭。
前の日のニューヨーク株式市場はFRB(=連邦準備制度理事会)の会合の結果、金融緩和が長期化し経済を下支えするとの見方から安心感が広がり、ダウ平均株価は値を上げた。その流れを受けて、30日朝の東京株式市場では買い注文が広がった。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響に対する警戒感などから売り注文が優勢となり、平均株価はマイナスに転じた。
東証1部の売買代金は、概算で2兆2659億円。東証1部の売買高は、概算で13億42万株。