水際対策緩和へ 航空業界からは歓迎の声
岸田総理大臣が新型コロナの水際対策について来月以降、さらに緩和する方針を示したことを受け、航空業界からは歓迎の声があがっています。
岸田総理は滞在先のアメリカ・ニューヨークで、新型コロナの水際対策について「来月以降、さらに緩和する」と述べました。
この方針を受け、日本航空は「いよいよ外国人観光客の入国が本格的に再開されることになる。しっかり準備をして、日本経済の活性化に貢献したい」と、歓迎のコメントを発表しました。
日本航空によりますと、ワクチン3回接種で陰性証明の提出免除など、今月7日に水際対策が緩和されて以降、国際線の予約が伸びているといいます。
緩和前の先月下旬と比べ、10月に日本を出発する便はおよそ1.6倍、海外から日本に向かう便はおよそ1.5倍の予約が入っているということです。