東京株241円安 ワクチン開発の期待後退
9日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。平均株価の終値は8日に比べて241円59銭安い2万3032円54銭。
前日のアメリカ市場が大幅安となった流れを受け、東京市場で平均株価は一時、8日に比べて400円近く値下がりし、取引時間中としては約2週間ぶりに2万3000円を割り込む場面があった。
イギリスの大手製薬会社「アストラゼネカ」とオックスフォード大学が共同で開発している新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験が一時中断されたことで、ワクチン開発への期待が後退し幅広い銘柄で売り注文が優勢となった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆4180億円。東証1部の売買高は、概算で13億6045万株。