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経団連会長“米中それぞれと関係構築必要”

2020年10月5日 23:14

経団連の中西宏明会長は、入院中の病院から、オンラインで定例会見に臨みました。アメリカの大統領選の行方にかかわらず、日本はアメリカと中国、それぞれと関係を構築していくことが必要だと述べました。

経団連・中西会長「同盟国としてのアメリカ、ビジネスパートナーとしての中国との間を、安全保障の問題をきちんとお互いに避けながら、ブロックして避けながら、関係を前向きに築いていくということが必要」

経団連の中西会長は、日本は覇権争いを繰り広げる米中を“仲介する”のではなく、うまくそれぞれと関係構築することが重要だとの考えを示しました。

また、トランプ氏とバイデン氏、どちらがアメリカの次期大統領になっても、「一国至上主義」は国際経済にとって良くないことだとの認識を示しました。

さらに、トランプ大統領が新型コロナウイルスで陽性となったことについては、「不注意じゃないですかね」と述べ、集会などでマスクをしていなかったことを厳しく指摘しました。

ウィズコロナの世界で、感染予防と経済を両立していくべきとしています。