日経平均22円安 米大統領選前に様子見も
10月26日の東京株式市場で日経平均株価は先週末の終値を挟んで小幅な値動きだった。
日経平均株価の終値は、先週末比22円25銭安い2万3494円34銭。先週末のニューヨーク株式市場でハイテク株が中心のナスダック総合指数が上昇したことを受けて26日朝の東京市場でも半導体関連の銘柄を中心に買い注文が入った。
一方、ヨーロッパで新型コロナウイルスの感染が再び広がっていることへの警戒感などから、利益を確定する目的の売り注文も出て平均株価は、一進一退の動きとなった。
また、今週は国内企業の4月から9月の決算発表を控えていることや、アメリカの大統領選挙を前に東京市場では次第に様子見の雰囲気も広がった。
東証1部の売買代金は、概算で1兆5929億円と11日連続で節目の2兆円を割り込み、8月24日以来の低水準だった。売買高は、概算で8億839万株。