一時1ドル=139円60銭台 今年の安値を更新 市場関係者「140円は通過点に過ぎず…」
1日朝の東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=139円60銭台まで進み、今年の安値を更新しました。
1日朝の円相場は、一時1ドル=139円60銭台をつけ、1998年以来、約24年ぶりの円安ドル高水準となりました。
今年7月にも1ドル=139円30銭台まで下落しましたが、それを超える60銭台をつけ、今年の安値を更新しました。
先週末、アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長が金融引き締めを進める決意を示したことで、金融緩和を進める日本との金利差が改めて意識され、金利の低い円を売って、より利回りが見込めるドルを買う動きが強まりました。
市場関係者は、「140円は通過点に過ぎず、一気に145円~150円のレンジが視野に入る」と指摘しています。