一時1ドル=139円50銭台 約24年ぶり円安ドル高水準
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1日朝の東京外国為替市場で円安が進んでいます。午前10時までに一時1ドル=139円50銭台まで下落。1998年以来、約24年ぶりとなる円安ドル高水準となりました。
円相場は7月にも1ドル=139円30銭台まで下落しましたが、それを超える50銭台をつけ、今年の安値を更新しました。
先週末、アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長が金融引き締めを進める決意を示し、市場では、「アメリカの景気が減速するのでは」との懸念が広がっていました。
そのため、金融緩和を続ける日本と金融を引き締めるアメリカとの金利差が改めて意識され、円を売ってドルを買う動きが強まりました。