新型コロナ対策を話し合う政府の分科会が１２日朝開かれ、イベント開催に関して、現在の制限を来年２月末まで延長することが了承されました。

現在、イベント開催は収容人数が１万人を超える場合はその半数、１万人以下の場合は５０００人を上限とする制限が設けられていますが、このところの感染の増加を踏まえ、来年２月末まで今の制限を継続する方針を示し、分科会に了承されました。

一方、これまでの実証実験の結果などから、映画館で飲食をする場合、感染防止策がとられ会話などをしなければ、収容率を今の５０％以内から１００％以内にすることも了承され、１２月以降、ガイドラインの改定などを経て緩和していきます。

西村経済再生担当大臣は記者会見で、このところの感染の増加について「大きな流行が来つつある」と強い危機感を示し、冬に向け、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけました。