来年度予算案106兆円超 過去最大更新へ
政府の来年度予算案の一般会計の総額が、106兆6100億円程度となり、過去最大を更新することがわかりました。
政府は現在、来年度予算案の編成作業を進めていますが、一般会計の総額は106兆円6100億円程度で、今年度の102兆6580億円を超えて過去最大となる見通しです。
歳出を押し上げる最大の要因は社会保障費で、医療や介護費用など高齢化による自然増のほか、新型コロナウイルス対策のために、予備費を来年度も5兆円積みます。
歳入では、税収が当初の見通しより6兆700億円程度減って、57兆4500億円程度となります。また、新たに43兆6000億円程度の国債を発行します。
政府は来週21日に予算案を閣議決定します。