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来年度予算案106兆円台半ばに 過去最大

2020年12月16日 14:23
来年度予算案106兆円台半ばに 過去最大

政府の来年度予算案の一般会計の総額が106兆円台なかばとなり、過去最大を更新することがわかりました。

政府は現在、来週21日の閣議決定に向けて来年度予算案の編成作業を進めていますが、一般会計の総額は106兆円台なかばとなり、今年度の102兆6580億円を超えて過去最大となる見通しです。

歳出を押し上げる最大の要因は社会保障費で、医療や介護費用など高齢化による自然増のほか、新型コロナウイルス対策のために予備費を来年度も5兆円積みます。

今年度の3度にわたる巨額の補正予算に続き、通常の支出にあたる来年度の当初予算も過去最大となり、財政の膨張が止まりません。

今年度、新たな国債の発行額は前年度の3倍を超える112兆5539億円、赤字国債だけでおよそ90兆円と、例年の予算額に匹敵する水準で、財政再建への道のりはより険しさを増しています。

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