「サクマ式ドロップス」年内に製造中止…来年1月に廃業へ 原材料高騰止まらず
佐久間製菓が年内に「サクマ式ドロップス」の製造を中止し、来年1月に廃業することが明らかになりました。
「サクマ式ドロップス」を製造・販売する佐久間製菓は、今月7日に取引先に対し、来年1月20日で廃業すると通知していたことを明らかにしました。
1908年に誕生し114年の歴史を持つ「サクマ式ドロップス」ですが、コロナ禍の買い控えなどで大幅に売り上げが減少したことや、原材料の高騰が止まらないことが廃業の要因だとしています。
関係者は、「お菓子は食用油などの必需品と違い、コスト増加分を上乗せしたら消費者に買ってもらえなくなる」「価格転嫁が難しい」と内情を話しました。
「サクマ式ドロップス」の製造は今年12月16日で中止し、在庫がなくなり次第、購入できなくなります。