加藤厚労相 “宗教二世”への相談対応 年内めどに自治体通知
いわゆる「宗教2世」から、児童相談所などの窓口に対し相談があった際、適切に対応するための留意点などをとりまとめ年内に公表すると、加藤厚労相が明らかにしました。
加藤厚労相「宗教二世の方々からの相談に対して、児童相談所等の虐待対応の現場において適切に対応できるよう、当事者の方々のご意見も踏まえながら検討するよう事務方に指示したところであります」
いわゆる「宗教二世」が、信仰を理由とした親による行動制限や暴力などは虐待にあたると訴えていることを受けて、加藤厚労相は、児童相談所などに相談があった際、適切に対応するための留意点などをとりまとめるよう先月31日に指示したということです。
厚労省は今後、「宗教二世」の当事者や支援者などにヒアリングし、相談の際の声かけの注意点などをまとめ、年内をめどに自治体に通知するということです。