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JAL 純損益3000億円赤字の見通し

2021年2月1日 21:18
JAL 純損益3000億円赤字の見通し

JAL(=日本航空)は今年度1年間の業績予想について、従来の予想を引き下げ純損益が3000億円の赤字になるとの見通しを発表しました。

JAL(=日本航空)が1日に発表した去年4月から12月までの決算は、純損益が2127億円の赤字でした。昨年秋以降、「GoToトラベル事業」などで国内線が持ち直したものの、新型コロナウイルスの影響による海外からの入国規制などのため、国際線の収入が大幅に落ち込んだことが響きました。

一方、今年度1年間の業績見通しについては、感染の再拡大や緊急事態宣言の影響などで国内の旅客数が減少していることから、これまで2400億円から2700億円の赤字と予想していたものを、3000億円の赤字に引き下げました。

ただし、業績見通しは現在の予約状況などを基に算出したものであり、今後の緊急事態宣言解除による上振れ期待などは考慮していないということです。