ソニーは、２０２０年度の年間の最終利益が過去最高となる１兆８５０億円に達する見通しだと発表しました。

ソニーが発表した去年４月から１２月までのグループ全体の決算は最終利益が１兆６４７億円となり、この期間としては過去最高となりました。

また、今年３月までの１年間の業績についても最終利益が初めて１兆円を超えて、過去最高となる１兆８５０億円となる見通しを発表しました。

新型コロナで家にいる機会が増える、いわゆる「巣ごもり需要」で、ゲーム事業においては、昨年１１月に発売したＰｌａｙＳｔａｔｉｏｎ５が、売り上げが好調だったことや、他にもアニメ事業や音楽事業の好調が要因だったとしています。

一方、ＰｌａｙＳｔａｔｉｏｎ５の供給が需要に対して追いついていないことについて、ソニーの十時副社長は、世界的な半導体不足の影響は少なからずあるとした上で、「ベストを尽くして予定を超えるような出荷を目指していきたい」と語りました。