日経平均終値3万円台 およそ30年半ぶり
15日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げ、1990年8月2日以来、およそ30年6か月ぶりに3万円台を付けました。
平均株価の終値は、12日に比べて564円8銭高い、3万84円15銭でした。15日朝、発表された実質GDP(=国内総生産)が市場予想を上回ったことなどから、東京市場では取引開始直後から買い注文がふくらみました。
短期的な株価上昇への警戒から、利益を確定する目的の売りが出て、平均株価の上げ幅は、縮小する場面もありました。しかし、午後の取引では、アメリカの追加経済対策への期待や、企業業績が回復傾向にあるとの見方などから再び買い注文が広がり、平均株価は終値で3万円台を上回って、15日の取引を終えました。
東証1部の売買代金は、概算で2兆6038億円。東証1部の売買高は、概算で12億7591万株。