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日経平均株価、29年半ぶり高値を更新

2020年11月25日 12:07

アメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が3万ドルの大台を超えたことを受け、東京株式市場でも29年半ぶりの高値を更新しています。

東京株式市場は、感染拡大の不安を感じさせない展開となっています。日経平均株価は一時500円以上値上がりし、前日に比べ416円高で午前の取引を終了しました。

これは、前の日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価がワクチン実用化への期待感などから史上初めて3万ドルを突破したことを受けたものです。

国内では感染が拡大していますが、東京市場で約6割を占める外国人投資家にとって、欧米に比べて日本の状況はひっ迫感はなく、日本株は魅力とみています。

株価は11月に入ってから3500円以上値上がりしていて、市場関係者の一人は「企業が過剰な在庫を抱えておらず、生産活動回復への期待感も広がっている」と話しています。ただ、急ピッチの上昇に警戒感も出ています。

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