アメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が史上初めて３万ドルの大台を超えたことを受け、東京株式市場でも日経平均株価が２９年半ぶりの高値の更新を続けています。

前の日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は４５０ドル以上、値を上げ、史上初めて３万ドルを突破して取引を終えました。バイデン氏への政権移行をめぐる不透明感が後退したことに加え、新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待感が強いことで買い注文が広がりました。

この流れを受けて、２５日朝の東京市場でも取引開始からほぼ全面高の展開となり、日経平均株価は一時５００円以上、値上がりしました。ただ、市場関係者は、新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中で「ワクチンへの期待から投資家は強気で買っているが、割高感もある」と話しています。