「糖質ゼロ」ビール 続々と販売へ
コロナ禍で健康対策をしたいというニーズが高まる中、糖質ゼロのビールが続々と販売されます。
サントリービールは24日、消費者の健康志向に対応した新たなブランドを発表し、4月発売の糖質ゼロのビールをお披露目しました。
開発に5年かけ、ビールの原料の「麦芽」に含まれるでんぷんを、より分解できる製法や、糖質がゼロになるまで酵母に糖を食べさせる発酵技術を生み出したことで、糖質ゼロのビールで、アルコール度数5.5パーセントのおいしさや飲みごたえを両立できたといいます。
糖質ゼロのビールは昨年10月に国内で初めて発売した「キリンビール」の製品も好調で、3月には販売数累計1億本を突破する見込みだとしています。
コロナで消費者のニーズが変化する中、各社は機能系ビールで販売の拡大をねらっています。