みずほ銀4千億円投じ…システム障害なぜ?
2月28日に全国のATMの取引ができなくなったみずほ銀行は、ようやくシステムを復旧させ、3月1日、ATMを稼働させました。なぜシステム障害が起きたのか、まもなく本社ビルで説明が行われます。
みずほ銀行は1日、全国にある全ての店舗のATMの復旧作業を終えました。しかし、都内の店舗では、ATMに通帳やカードが入ったまま取り出せなくなった人が店を訪れていました。
みずほ銀行は過去2度にわたって大規模なシステム障害を起こしていて、利用客から厳しい声が上がっています。
利用客「いざっていうときにひきだせないとか、そういった(システム)障害がここのところ多いじゃないですか。非常に金融機関としては信頼性にかけるかなと」
金融庁はみずほ銀行に対し、法律に基づき原因究明などについて報告を求める方針を固めました。また、システム障害とともに顧客が長時間待たされたことなど銀行の対応が適切だったのかも報告を求める方針です。
原因について、みずほ銀行では定期預金のデータを更新する際に起きたとしていますが、詳しくはわかっていません。
総額4000億円を投じたシステムが、なぜ障害を起こしたのか。丁寧な説明が求められます。