日立製作所は、パソコンに付いているカメラに手をかざすだけで指の静脈の特徴を読み取り、本人確認ができるセキュリティーシステムを開発しました。

パソコンのカメラ部分に手をかざすと、特殊な画像処理によって、指の血管の色や形状を判別し、本人かどうかの認証ができるということです。

テレワークが普及し、カフェなど会社の外で仕事をする人が増えていて、セキュリティー対策がより一層重要になっていますが、顔認証や指紋認証は、マスクや、消毒などによる手の荒れで使いにくいといった課題がありました。

日立では、この認証技術を、はんこの代わりにオンライン上で使える電子署名などにも活用していきたい考えです。