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米国産牛肉「セーフガード」18日に発動

2021年3月17日 10:37
米国産牛肉「セーフガード」18日に発動

アメリカ産牛肉の輸入量が基準を超えた際、一時的に関税を引き上げるセーフガード(=緊急輸入制限)を、政府が18日から発動することが決まりました。

セーフガードは、輸入量が基準を超えたときに関税率を引き上げるものです。日米貿易協定で、アメリカ産牛肉の今年度の輸入量の基準は24万2000トンとされていますが、17日に公表された3月上旬までの輸入量は基準量を229トン超えました。

そのため、政府は18日から30日間、セーフガードを発動します。アメリカ産牛肉の関税は25.8%から38.5%に上がります。

ただ、今回は30日間と短い上、外食産業なども発動を見越して在庫を増やしていることなどから、価格に大きな影響はないとみられています。

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