米国産牛肉「セーフガード」18日に発動
アメリカ産牛肉の輸入量が基準を超えた際、一時的に関税を引き上げるセーフガード(=緊急輸入制限)を、政府が18日から発動することが決まりました。
セーフガードは、輸入量が基準を超えたときに関税率を引き上げるものです。日米貿易協定で、アメリカ産牛肉の今年度の輸入量の基準は24万2000トンとされていますが、17日に公表された3月上旬までの輸入量は基準量を229トン超えました。
そのため、政府は18日から30日間、セーフガードを発動します。アメリカ産牛肉の関税は25.8%から38.5%に上がります。
ただ、今回は30日間と短い上、外食産業なども発動を見越して在庫を増やしていることなどから、価格に大きな影響はないとみられています。